染色像
グラム陰性桿菌(Gram Negative Rod)
グラム陰性桿菌(Gram Negative Rod)
染色の特徴
- Gram陰性だが,腸内細菌よりは細い
- 血液培養だが,検出される頻度は高くない
頻度
★☆☆
★☆☆
抗菌薬
抗菌薬の待てる人:
ABPC/SBT OR CMZ OR MNZ
抗菌薬の待てない人:
MEPM
ポイント
- 腸管および女性生殖器の常在細菌である.
- そのため,検出の頻度は腹部感染症(胆嚢炎・胆管炎・腹腔内膿瘍など)がほとんどである.
- Bacteroides属は臨床分離される嫌気性菌の実に1/3を占めている.
- 則として単独で感染源となることは少なく,複数菌感染の1員として検出される.
- そのため,治療には複数菌の感染を前提とした抗生剤選択が必要である.
何かあれば!
コメントを投稿するにはログインしてください。